秋も深まりましたが、まだ例年に比べて暖かい日が続いております。

皆さまも、タイヤ交換等の冬への準備はお済でしょうか?今日は暖房ボイラーについてお話させて頂きます。

暖房ボイラーには半密閉式と密閉式があります。

簡単に言うと、半密閉式はご自身で不凍液を入れることができるものです。密閉式は加圧ポンプという機械で不凍液を送入するもので、ボイラー周辺にゲージ(メーター)がついております。

たまに、ボイラー本体内にゲージのついているものがあります。

この密閉式はゲージ(メーター)が0になると、給水表示やエラー番号を出して停止するので本格的に寒くなるまでに確認をお願いします。

圧力が低い状態で使用するとパネルが温まりにくい、もしくはぬるい等の症状がでます。

弊社での作業は、膨張タンクの空気圧の確認→低い場合は圧を上げます。加圧ポンプにて不凍液を注入し燃焼テストをしてパネルの温まりを確認。パネルが温まらない場合は各パネルのエアー抜き作業をします。

あと、気になったのが温水ボイラーやツインストーブの入替をされるときには必ず不凍液を交換して下さい。価格が高くなるからと水ばかり入れると熱交換器がピンホールして漏水の原因になります。

弊社でも今年1件、不凍液ではなく水をご使用されて熱交換器から水漏れしたケースがありました。水漏れすると漏電したり2次的な故障を起こします。

事前準備をしっかりされて、暖かい冬をお過ごしください。